
【全28文字】出席番号26番、アラビア語の「ه (ハー)」は、砂漠の向こうの蜃気楼!
さあ、アラビア語の文字探しの冒険、いよいよ26番目の仲間とのご対面です! 「お皿の真ん中のおへそ」こと「ن (ヌーン)」に続いて登場するのは、この子!
これが「ه (ハー)」の「基本の顔」だ
どうですか?まるで、砂漠の向こうにゆらゆらと揺れる蜃気楼や、絡み合ったリボンのように見えませんか? 頭に輪っかがあり、全体的に丸みを帯びた、ちょっと不思議な形をしていますね。そして、今まで会った「ح (ハー)」と同じく、点はどこにもありません!
この子が、アラビア語で「ハ」の音を出す、「ه (ハー)」です!
「ح (ハー)」も「ハ」の音でしたが、形も音の出し方も全然違いますよね。まるで、同じ「ハ」という名前だけど、見た目も響きも軽やかな、どこかミステリアスな存在、という感じ。このユニークな形を覚えれば、すぐに「ハーだ!」って見分けられますよ。
「ه (ハー)」が出す音は?息をスーッと出す「ハ」
この「ه (ハー)」は、日本語の「ハ」の音に一番近い音を出します。 英語の「H」の音と同じように、口の奥の方から、軽く息を「ハーッ」と吐き出すように発音してみましょう。
- 例えば、「ホテル」の「ホ」や、「ハッピー」の「ハ」みたいな音ですね。
- 日本語の「は」とほぼ同じ感覚で大丈夫なので、とっても発音しやすいですよ!
まるで、砂漠の熱気の中で、体が「ハーッ」と一息つくような、そんな軽やかな音をイメージしてみてください。
ユニークな形が目印!変幻自在だけど変わらないコア
アラビア語は右から左に読み書きするんでしたね。そして、文字は単語の中で形を変える「変装の達人」!
この「ه (ハー)」は、単語のどこに来るかによって、その形がかなり大きく変わることがあります。まるで、砂漠の蜃気楼みたいに、見る位置によって姿が変わるんです。 でも、大丈夫! どんなに形が変わっても、「点がなく、中心に何らかの丸い(または輪のような)要素がある」という基本の特徴は残ります。
例えるなら、魔法使いが次々と姿を変えても、その瞳(中心の輪)だけは変わらない、そんな風にイメージしてみてください。「点がない、このユニークな形だったら『ハー』の音だな!」って、少しずつ慣れてくるはずです。
さあ、アラビア語の「音の魔法」を感じよう
「ه (ハー)」は、アラビア語の「音の旅」をさらに面白く、変幻自在なピースです。 この子をしっかりマスターすれば、あなたのアラビア語の単語がもっと自然に聞こえてくるはず。
今日からあなたは、「ه (ハー)」という新しいアラビア文字と出会い、そのユニークな形と、優しい「ハ」の音を覚えました。 この「アラビアン・トーク」が、あなたのアラビア語の学習をサポートします。
次は、いよいよ残りわずか!アラビア語の文字の旅も終盤戦です!