Lv.2 文字と音の魔法

文字や基本的な発音を覚え始め、少しずつアラビア語の地図が広がっていく!

【全28文字】出席番号6番、アラビア語の「ح (ハー) 」は、お腹に何も持たない、風の妖精!

さあ、アラビア語の文字探しの冒険、続いては出席番号6番の仲間とのご対面です! 「お腹にホクロのあるラクダさん」こと「ج (ジーム)」に続いて登場するのは、この子!

 

これが「ح (ハー)」の「基本の顔」だ

どうですか? おや? さっき会った「ج (ジーム)」と、まるで双子みたいに見えませんか? そうなんです! 「ج (ジーム)」がお腹に点一つ持っていたのに対し、この「ح (ハー)」は、なんと点がありません!

まるで、お腹に宝物(点)を隠していた「ジーム」とは違って、何も隠し持たない、とっても開放的な風の妖精みたいな感じ。この「点のなさ」が、「ح (ハー)」を見分ける最高の目印なんです!

 

「ح (ハー)」が出す音は?息をそっと吐き出す「ハー」

この「ح (ハー)」は、日本語の「ハ」の音に似ているけれど、ちょっと特別な音を出します。 それは、「息をそっと吐き出すような『ハ』」の音!

喉の奥を開いて、息だけを優しく「ハーッ」と吐き出すように発音します。まるで、窓ガラスを曇らせる時に「ハーッ」と息をかけるような、そんな音をイメージしてみてください。

日本語の「は」のように、唇を強く丸めたりはしません。声帯を使わず、そよ風が喉を通り抜けるような、ささやき声の「ハ」を意識すると、アラビア語らしい響きになりますよ。

 

点がないからこそ、見つけやすい

アラビア語は右から左に読み書きするんでしたね。そして、文字は単語の中で形を変える「変装の達人」!

「ج (ジーム)」と「ح (ハー)」は、基本の形がそっくりなので、「点があったっけ?なかったっけ?」と迷うかもしれません。 でも、大丈夫! 彼らがどんなに姿を変えても、この「ح (ハー)」は、いつもお腹に点がないという特徴を貫きます。

まるで、砂漠のオアシスで、余計な飾りをつけないシンプルな道しるべみたいにね。「点がない形だったら『ハー』の音だな!」って、すぐにわかるはずです。

 

さあ、アラビア語の「音の風」を感じよう

「ح (ハー)」は、アラビア語の「音の旅」をさらに豊かにする、心地よい「風」のようなピースです。 この子をしっかりマスターすれば、アラビア語の発音がもっと自然になるはず。

今日からあなたは、「ح (ハー)」という新しいアラビア文字と出会い、点のない文字を見分けるコツを掴みました。 この「アラビアン・トーク」が、あなたのアラビア語の学習を全力でサポートします。

次は、「ح (ハー)」とそっくりだけど、点の場所が違う、ちょっと不思議な形の仲間とご対面しましょう!

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