Lv.2 文字と音の魔法

文字や基本的な発音を覚え始め、少しずつアラビア語の地図が広がっていく!

【全28文字】出席番号16番、アラビア語の「ط (ター)」は、砂漠の卵形ランプ!

さあ、アラビア語の文字探しの冒険、続いては出席番号16番の仲間とのご対面です! 「砂丘の王様」シリーズに続いて登場するのは、この子!

 

これが「ط (ター)」の「基本の顔」だ

どうですか?まるで、砂漠にポツンと置かれた、丸っこい卵形のランプのように見えませんか? 特徴的なのは、そのふっくらとした丸い形と、上に伸びた棒!そして、今まで会った「س (スィーン)」や「ص (サード)」と同じく、どこにも点がありません!

この子が、アラビア語で「タ」の音を出す、「ط (ター)」です!

「ت (ター)」も「タ」の音でしたが、形が全く違いますよね。まるで、同じ「タ」という名前だけど、見た目も音の出し方も全然違う、特別な存在、という感じ。だから、形さえ覚えれば、すぐに「ターだ!」って見分けられますよ。

 

「ط (ター)」が出す音は?喉の奥で響く「強いタ」

この「ط (ター)」も「タ」の音を出すのですが、さっきの「ت (ター)」とは、ちょっと違います。 「ط (ター)」は、喉の奥を広げて、響かせながら出す「強いタ」の音なんです!

  • 口の中を大きく開けて、舌の奥を少し持ち上げるようにしながら「トーッ」と発音してみましょう。
  • 例えるなら、お腹の底から出すような、力強い「タ」の音です。まるで、魔法のランプからジンが出てくるときの「トーッ!」という響きのような、そんな威厳のある音をイメージしてみてください。

この「ط (ター)」の音は、アラビア語ならではの響きを生み出す、とても重要な音です。最初はちょっとコツが必要ですが、この音ができれば、あなたのアラビア語は一気に**「本場レベル」**に近づきますよ!

 

どっしり丸い形が目印!どんな時も安定感バツグン

アラビア語は右から左に読み書きするんでしたね。そして、文字は単語の中で形を変える「変装の達人」

この「ط (ター)」は、他の文字と手をつなぐと形が少し変わりますが、どっしりとした丸い基本の形はしっかり残ります。そして、何よりも「点がない」というのが、見分ける上での大切なポイントです。

まるで、嵐の砂漠でも決して倒れない安定感バツグンのランプみたいにね。「点がない、丸くて上に棒がある形だったら『ター』の音だな!」って、すぐにわかるはずです。

 

さあ、アラビア語の「音の光」を灯そう

「ط (ター)」は、アラビア語の「音の旅」をさらに奥深く、力強くする、ちょっぴり挑戦しがいのあるピースです。 この子をしっかりマスターすれば、アラビア語の発音がもっと豊かになるはず。

今日からあなたは、「ط (ター)」という新しいアラビア文字と出会い、その丸い形と、喉の奥から響かせる「強いタ」の音を覚えました。 この「アラビアン・トーク」が、あなたのアラビア文字の学習をサポートします。

次は、「ط (ター)」とそっくりだけど、頭に点を持つ、もう一人の兄弟とご対面しましょう!

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