Lv.2 文字と音の魔法

文字や基本的な発音を覚え始め、少しずつアラビア語の地図が広がっていく!

【全28文字】出席番号23番、アラビア語の「ل (ラーム)」は、砂漠に立つ細長いヤシの木!

さあ、アラビア語の文字探しの冒険、いよいよ23番目の仲間とのご対面です! 「砂漠をゆく一本道」こと「ك (カーフ)」に続いて登場するのは、この子!

 

これが「ل (ラーム)」の「基本の顔」だ

どうですか?まるで、砂漠にスラッと立つ、細長いヤシの木のように見えませんか? 特徴的なのは、そのすらりとした縦長の形と、下に向かってゆるやかにカーブしている部分です。そして、この子にも点はどこにもありません!

この子が、アラビア語で「ラ」の音を出す、「ل (ラーム)」です!

「ر (ラー)」も「ラ」の音でしたが、形も発音の仕方も少し違いますよね。まるで、同じ「ラ」という名前だけど、見た目も音の響きもちょっと違う、穏やかな存在、という感じ。このスラリとした形を覚えれば、すぐに「ラームだ!」って見分けられますよ。

 

「ل (ラーム)」が出す音は?舌先で優しく「ラ」

この「ل (ラーム)」は、日本語の「ラ」の音に一番近い音を出します。 英語の「L」の音と同じように、舌先を上の歯の裏側あたりに優しくくっつけて、息を「ルゥ」と出すように発音してみましょう。

  • 例えば、「ランプ」の「ラ」や、「レモン」の「レ」みたいな音ですね。
  • 日本語の「ら」とほぼ同じ感覚で大丈夫なので、とっても発音しやすいですよ!

まるで、ヤシの木の葉が、そよ風に「サラサラ」と揺れるような、そんな優しい音をイメージしてみてください。

 

長い形が目印!どんな時も安定感バツグン

アラビア語は右から左に読み書きするんでしたね。そして、文字は単語の中で形を変える「変装の達人」

この「ل (ラーム)」も、他の文字と手をつなぐと形が少し変わりますが、スラリとした縦長の基本の形はしっかり残ります。そして、何よりも「点がない」というのが、見分ける上での大切なポイントです。

まるで、遠くからでも見分けられる砂漠のランドマーク、一本のヤシの木みたいにね。「点がない、このスラリとした形だったら『ラーム』の音だな!」って、すぐにわかるはずです。

 

さあ、アラビア語の「音の道」をさらに深く進もう

「ل (ラーム)」は、アラビア語の「音の旅」をさらにスムーズにする、シンプルで心地よいピースです。 この子をしっかりマスターすれば、アラビア語の単語がもっと自然に聞こえてくるはず。

今日からあなたは、「ل (ラーム)」という新しいアラビア文字と出会い、その細長い形と、優しい「ラ」の音を覚えました。 この「アラビアン・トーク」が、あなたのアラビア語の学習をサポートします。

次は、また新たな形を持つ、面白い仲間たちとご対面しましょう!

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